小貫岩夫(おぬき いわお, テノール)
同志社大学を経て、大阪音楽大学卒業。オペラ研修所第11期修了。文化庁派遣に より1年間ミラノに留学。日伊声楽コンコルソ2位、新人音楽コンクール大賞(文 部大臣奨励賞他)。読売新人演奏会に出演。95年に「魔笛」のタミーノでテオ・ アダムと共演しデビュー。翌年、同役でケムニッツ市立歌劇場(ドイツ)に招聘 出演する。その後オペラ、コンサート等で新国立劇場、日生劇場、びわ湖ホール などへ出演。01年大阪でソロリサイタルを開く。二期会、堺シティオペラ所属。
田原祥一郎(たはら しょういちろう, テノール)
東京芸術大学卒業、同大学院オペラ科修了。第35回毎日音楽コンクール声楽部門 第2位、同海外派遣特別審査会第1位松下賞受賞。68年よりミラノへ留学、ヴェル ディ音楽院に学ぶ。在欧中、ヴィオッティ国際コンクール金賞、メラーノ国際コ ンクール第1位、バルセロナ国際コンクール第2位を受賞。大阪文化祭賞、神戸市 文化奨励賞、芦屋市民文化賞、兵庫県文化賞を受賞。
武庫川女子大学音楽学部学部長、関西二期会名誉会員、神戸音楽家協会会員。
畑 儀文(はた よしふみ, テノール)
兵庫県篠山市生まれ。79年小林道夫氏の伴奏でリサイタル開催。P.ダム、J.デーム ス、G.ボッセ等、著名演奏家、主要オーケストラとの共演多数。シューベルト歌曲 全曲演奏に続き、新たなシリーズ「シューベルティアーデ」を展開。国内外での活 躍も目覚ましく受賞歴も多い。日本テレマン協会ソリスト・テレマン室内合唱団指 揮者、シューベルティアーデ・ジャパン代表、丹波の森国際音楽祭シューベルティ アーデたんば総合プロデューサー、武庫川女子大学教授。
林 誠(はやし まこと, テノール)
大阪音楽大学卒業、同大学院修了。71年日伊声楽コンコルソシエナ大賞、同年音楽コンクール第3位、76年大阪文化祭賞、大阪府民劇場賞、音楽クリティック・クラブ賞、79年再び大阪文化祭賞を受賞。81年には創立100周年のために来日した小沢征爾指揮ボストン交響楽団の第九公演にソリストとして出演。82年東京、大阪でのリサイタルに対し芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。大阪音楽大学教授、同大学院オペラ研究室担当。日本演奏家連盟会員。関西歌劇団理事。
井上敏典(いのうえ としのり, バリトン)
大阪音楽大学卒業、同大学院修了。83年オペラ「夕鶴」の運ず役、関西歌劇団入団 後オペラ「賢い女」の王様役でデビュー。83年なにわ芸術祭新人賞、84年飯塚新人 音楽コンクール大賞・文部大臣奨励賞、86年姫路市文化賞芸術年度賞、93年兵庫県 新進芸術家奨励賞、95年大阪文化祭奨励賞など受賞。93年度文化庁芸術家在外 派遣研修員としてケルン国立音大へ留学。 大阪音楽大学講師。関西歌劇団理事、日本演奏連盟会員。
田中 勉(たなか つとむ, バリトン)
大阪音楽大学卒業、同大学院歌劇専攻修了。90年文化庁芸術家在外派遣研修員としてウィーン国立音楽大学に留学。オペラでは「椿姫」「ラ・ボエーム」「リゴレット」「イル・トロヴァトーレ」等に出演。なにわ芸術祭新人奨励賞、JSG国際歌曲コンクール聴衆特別賞、和泉市文化功労賞、音楽クリティック・クラブ本賞、大阪舞台芸術賞本賞、文化庁芸術祭優秀賞受賞。大阪音楽大学教授、同大学院オペラ・歌曲研究室主任。関西歌劇団理事。日本シューベルト協会会員。
田中由也(たなか よしなり, バリトン) 
大阪音楽大学卒業、同大学院修了。84年朝比奈隆指揮「ドン・カルロ」のロドリーゴ役でオペラデビュー。以後多くのオペラで主役を演唱する。コンサートでもベートーヴェンの「第九」「荘厳ミサ」、モーツァルト、ヴェルディの「レクイエム」等数多くのソリストを務める。最近では、合唱の指導、ミュージカルでも精力的に活躍中。平成元年度文化庁国内研修生。大阪音楽大学教授。関西歌劇団理事。
晴 雅彦(はれ まさひこ, バリトン)
大阪音楽大学卒業。文化庁派遣芸術家在外研修員としてベルリンに留学。ドイツ・ケムニッツ歌劇場「魔笛」パパゲーノでヨーロッパ・デビュー後、各地の音楽祭に出演。新国立劇場「フィガロの結婚」「運命の力」「トスカ」「ルル」「ラ・ボエーム」「ばらの騎士」「ニュルンベルクのマイスタージンガー」に出演。「魔笛」パパゲーノでチョン・ミュンフンやテオ・アダムと共演。NHK「人間マップ」「名曲リサイタル」、テレビ朝日「題名のない音楽会」に出演。咲くやこの花賞、大阪文化祭賞奨励賞、兵庫県芸術奨励賞受賞。大阪音楽大学准教授。全日本学生音楽コンクール、大阪国際音楽コンクール各審査員。
三原 剛(みはら つよし,バリトン)
大阪芸術大学卒業、演奏学科長賞受賞。第22回日伊コンコルソ金賞。第61回日本 音楽コンクール第1位併せて増澤賞・福沢賞・木下賞・松下賞受賞。第4回五島 記念文化財団オペラ新人賞受賞、五島記念財団奨学生として独ケルンに留学。 第9回新・波の会日本歌曲コンクール第1位及び四家文子特別賞。第7回グロー バル東敦子賞、98年度大阪府舞台芸術奨励賞、第24回藤堂顕一郎音楽褒賞受 賞。近年ではバッハコンチェルティーノ大阪のメンバーとして、また「午後の曳航」 など新作オペラまで、精力的な活動を展開。大阪芸術大学教授。
清水徹太郎(しみず てつたろう,テノール)
京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第20回ABC新人オーディション音楽賞。第9回東京音楽コンクール第3位、第3回マダムバタフライ国際コンクールin長崎特別賞の他、入賞多数。「カルメン」「ラ・ボエーム」「魔笛」「トゥーランドット」「ランスへの旅」他多数に主演・出演。「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」エヴァンゲリスト、「ロ短調ミサ」「第九」「メサイア」「天地創造」「カルミナブラーナ」「戴冠ミサ」等ソリストを務める。びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。武庫川女子大学音楽学部非常勤講師。日本演奏連盟所属。
中川正崇(なかがわ まさたか,テノール)
大阪音楽大学大学院修了。新国立劇場オペラ研究所修了。08年カレッジ・サマー・オペラ「ドン・ジョヴァンニ」のオッターヴィオ役でデビュー。在学中「魔笛」タミーノ、「コジ・ファン・トゥッテ」フェッランド、「ボエーム」ロドルフォ、研修中に「アルバート・ヘリング」タイトルロールを好演。08年秋より文化庁在外研修にてイタリアに留学。10年「清教徒」アルトゥーロ役で出演、11年には文化庁芸術祭大賞を受賞した「ねじの回転」のクイント役で出演。12年兵庫県立芸術文化センター「ワンコインコンサート」に出演。西垣俊朗、渡辺弓子の各氏に師事。
桝  貴志(ます たかし,バリトン)
大阪音楽大学声楽科卒業。新国立劇場オペラ研修所第5期 生修了。ボローニャ国立音楽院に短期留学。第10回日本クラシック音楽コン クール全国大会第2位(1位なし)、第25回飯塚新人音楽コンクール第1位、 第37回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ大賞、第21回摂津音楽祭において 金賞など、数多くのコンクールで入賞。新国立劇場研修所公演「フィガロの結 婚」の伯爵、「こうもり」のアイゼンシュタイン等に出演。新国立劇場公演の キチジロー役で出演した「沈黙」は、文化庁芸術祭大賞を受賞。佐渡裕プロ デュースオペラ、小澤征爾指揮のオペラをはじめ、多くのオペラに出演。また ミサやレクイエム、第九のソリストとしての出演も多い。川下登、G・N・ピリ ウッチ、S・ベルトッキ、R・スカルトリーティ、田原祥一郎に師事。東京二期会会員。



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